貴族とハーブ
香草(ハーブ)は薬や、香りや見た目を楽しむ為の嗜好品として、古来のエジプトや中世ヨーロッパなどで愛用されてきました。
また薬用としての香草は非常に貴重で、高額で取引されてきました。
今日においても、それらは医療や美容業界で珍重されており、ブルジョワな人達にとっては無くてはならない存在です。
このページではそんなブルジョワな人達と香草の関係について書きたいと思います。
皆様もご存じかと思いますが、香草の歴史は日本の歴史より古く、
紀元前のエジプトにおいては、既に医療用としての活用法を編み出していました。
かのクレオパトラ女王も、香草を愛した女性のひとりです。
ハーブで染色した衣服を身にまとい、ローズヒップを浮かべた浴槽に浸かり、その香りで男性を魅了していたそうです。
また美容にも強い関心を抱いていたクレオパトラ女王は、果物を積極的にとり、ローズヒップの精油を肌に塗りつけ、しっとりすべすべの肌をキープしていたと言われています。
また古代ヨーロッパにおいては、ペストと呼ばれる疫病が大流行しました。
このペストによって20000人もの人々が命を落としましたが、
これに歯止めをかけたのは、何を隠そう香草なのです。
このように薬用として活躍したほかにも、
ヨーロッパの人達は、それを茶として楽しんだり、美しい香草の花々を庭に敷き詰め、ハーブ園を築きました。
16世紀になると、香草の精製油からフレグランスを作ることに成功します。
フレグランスはたちまち貴族達の嗜好品として、またエチケットのアイテムとして重宝されました。
